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Digital Edgeがフィリピンに初のデータセンターを開設

Published April 5, 2023

NARRA1は市場で最もエネルギー効率に優れた最大のキャリアニュートラル施設となる予定です

(2022127日、シンガポール) アジアで最も急速に成長しているデータセンタープラットフォームのひとつであるDigital Edge (Singapore) Holdings Pte.Ltd. (以下「Digital Edge」)は、2023年3月1日からマニラで新しい10MWデータセンターのサービスを開始する予定(「RFS」)であると発表しました。このデータセンターの完成をもってDigital Edgeはフィリピン市場への第一歩を踏み出し、使命として掲げる東南アジアの高度成長市場におけるデジタルデバイドの解消をさらに推し進めます。

NARRA1はテクノロジーと不動産を中心に事業を行う地域のファミリーオフィスThreadborne Groupとの合同プロジェクトです。その目標は2026年までに3億1,300万米ドルに達すると見込まれる、2桁成長(22%のCAGR)を遂げるフィリピンのコロケーション市場の需要を埋めることです[1]。Digital Edge は、複数の主要な国内インターネット サービス プロバイダーを含め、新しいデータ センターへの予約を既にいただいていることを確認しています。

キャビネット2,200台を備えるこの最先端のデータセンターは、セントラルビジネス地区(CBD)に近接するビニャン・ラグナに位置しており、完成時にはフィリピンで稼働する最大のキャリアニュートラル施設となる予定です。この施設は電力仕様、信頼性、セキュリティおよび持続可能性の面でクラウド、ネットワーク、デジタルメディア、エンタープライズのお客様からの最新の要求に応えるように設計されています。

当社としてのESG戦略に沿って市場で最もエネルギー効率と水効率に優れたデータセンターとなるこの新施設は、最適運転温度でのPUE (電力使用効率)が1.2未満、WUE (水使用効率)が1.355という市場トップクラスの数値を誇ります。LEEDゴールド、BERDE、EDGEのトリプル認証も取得する予定です。

Digital Edgeの最高経営責任者であるサミュエル・リーは次のように述べています。「当社が創業してから初めて手掛ける未開発地域の大規模デザイン& ビルド・プロジェクトであるNARRA1の完成は、アジアを横断する地域プラットフォームを構築する上で極めて重要な節目となります。この最先端の施設をフィリピンで初めて稼働させるにあたり、当社は東南アジアにおける存在感をさらに高め、不可欠で持続可能な未来のデジタルエコシステムを構築することで、使命として掲げるデジタルデバイドの解消をさらに推し進めます」

Digital Edgeのフィリピンのカントリーマネージャーであるヴィック・バリオスは、次のように述べています。「この極めて優れた施設とともにマニラに第一歩を踏み出せることを誇りに思います。この施設によって遂にフィリピンに、この地にふさわしい待望の世界レベルのデジタルインフラストラクチャーが誕生するのです。最も重要なのは、NARRA1が持続可能な設計と運用効率のレベルを引き上げる点です。この施設がフィリピンをはじめとする国々におけるグリーンデータセンターの新たなゴールドスタンダードとなることを願っています」

Threadborne Groupのチャーリー・ルフィノ氏は次のように付け加えます。「最初のデータセンターの開設を発表できることを嬉しく思います。このデータセンターは環境責任について妥協することなく、必要不可欠な待望のインフラストラクチャーを国内外のクラウド、ネットワーク、そしてエンタープライズのお客様に提供します。フィリピン経済で進行中のデジタルトランスフォーメーションをフルに活用し、新たな世界レベルのデジタルインフラの時代を切り開く上で、Digital Edgeとのさらなるパートナーシップに期待しています」

 

Digital Edgeについて

シンガポールに本社を置くDigital Edgeは、アジアのデジタルインフラストラクチャーを変革することを目的に創業された、先見性が高く信頼できるデータセンタープラットフォーム企業です。Digital Edgeは、接続オプションを豊富に備え、エネルギー効率に優れた最先端のデータセンターを構築・運用することにより、新しいコロケーションと相互接続のオプションをアジア市場にもたらし、この地域でのインフラストラクチャーの導入を容易に、効率的に、そして経済的にすることを目指しています。

Digital Edgeは、業界での数十年にわたる経験を有し、アジア太平洋地域のデータセンター、クラウドおよび通信業界での価値創造の実績を持つ経験豊富な上級管理者チームによって設立されました。大手オルタナティブ投資会社であるStonepeakによる支援の下、Digital Edgeは10億米ドルを超える資本を配置・投入しており、市場をリードする汎アジアのデータセンタープラットフォームとしての地位を確立しています。Digital Edgeは、アジア全域でデータセンターならびにファイバーサービスを提供し、中国、インドネシア、日本、韓国、フィリピンに拠点を置いています。

Threadborne Groupについて

Threadborne Groupは、不動産とテクノロジー、そしてその共通分野を専門とするファミリーオフィスです。プリンシパルたちは数十年分の経験を持ち、マカティおよびボニファシオ・グローバルシティ中心業務地区の設立や、フィリピンにおけるインターネットポータルの第一波において重要な役割を果たしました。

メディア問い合わせ先

Digital Edge

リアン・クレスウェル(Liane Cresswell)、コーポレート・コミュニケーションズ・ディレクター
Liane.Cresswell@digitaledgedc.com
+852 5503 2522

ニシェル・A・セヴィラ(Nichell A. Sevilla)、Ardent Communications Inc.
nichell.sevilla@ardent.com.ph
+63 917 450 5355

[1] Structure Research